うつ病で休職してから転職はできる?体験者の話
皆さんこんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころ(@kokoro_living)です。
今回は、私が【休職状態から転職するまで】の経験を書いていきます。
今休職していて、復職するか転職するかで迷われている方、休職中で先が見えない方へのご参考になると嬉しいです。
うつ病で休職してから転職はできる?
こちらの表題ですが、結論から言いますと「できます」!
休職までしてしまって復職も転職も出来ないのではないか…と不安になっている方。
ちゃんと病気を良くして社会復帰できるまで回復すれば復職も転職も不可能なことではありません。
しっかりと病気を治癒することが必要です。
無理に焦って転職することはとても危険ですので、まずは回復することを優先してください。
うつ病から社会復帰するために必要なことをまとめた記事は以下になります、ぜひご参考ください。
復職と転職の違い
言葉は簡単ですが、休職してからの復職と転職の違いを簡単にまとめますと、
★復職…休職中の会社に戻って仕事復帰をします。
★転職…休職中の会社を退職して、別の会社に就職します。
ということになります。
多くの方は、復職の見込みがあるので休職に至った方だと思います。
しかし、休職中に、「やはり同じ仕事、会社で働くのは難しいかも」という考えが出てくる場合があります。
そうなると転職するという方向になるかと思います。
復職するか、転職するかは休職中に病気が良くなったらよく考える必要があります。
私の場合、【前職の仕事内容が合わなかった】と判断したため、転職の道を選択しました。
休職から転職するまで
休職から転職というと簡潔すぎてしまいますが、次のようなことを乗り越えなければなりません。
休職
↓
治療→回復
↓
(転職活動)
↓
退職
↓
(転職活動)
↓
内定
↓
転職
※(転職活動)の部分は人によりタイミングが違うと思いますので、()にしています。
これだけ見ても、休職して何カ月~何年と社会とのブランクがある場合大きな壁がいくつもあると感じられるかと思います。
復職するならば、そのまま、元の会社の職務に戻るので新しいことを覚えたり、人間関係を再構築することは少なく済みます。
休職→転職となるとそれなりに時間と労力がかかることを理解しておかなければ険しい道のりになってしまいます。
自分の体調
やりたい仕事
経済状況
などを総合して考え、ご自身にとってより良い社会復帰を目指して頂きたいです。
転職活動をするタイミングはいつ?
前述させていただいた、転職活動のタイミングですが、
休職中に活動することはありなのか?
という疑問が頭をよぎるかと思います。
賛否両論ありますが、私はしてもいいのではないかと考えます。
実際に休職中に転職活動をして、転職した経験があります。
なぜならば、経済的不安や退職してから期間が空く転職は不利になるかと考えたからです。
※傷病手当金は会社を退職しても、初回受給から最長1年6カ月受給できます。
まだ体調が不完全で、傷病手当金で生活が十分に出来るのであれば、最長期間受給しながら転職活動することもできます。
ただ、私は働けそうなくらい元気なのに働かないのはどうなのかと感じ、経済的にも厳しい状況であったために転職を決意しました。
勿論「私、転職します」と休職者が堂々と会社に伝えるのはモラルに反する行為です。
休職とは、会社が仕事復帰をしてもらうために設けている【復職前提】の期間です。
休職期間中に転職活動を行う場合は、なるべく会社に知られないように動いたほうが賢明です。
-!-万が一在籍中の会社に転職活動がバレてしまった場合はトラブルになり兼ねませんので注意が必要です。
また、転職先に病気や休職していることをクローズして転職活動を行うことも可能です。
特段こちらから情報提供しない限りは相手の会社も知ることはありません。
しかし、転職した先の会社で、休職していたことがバレる可能性はあります。
※こちらの理由は別途記事を作成します。
どちらにせよ、何も考えずやみくもに事を進めるとトラブルになってしまうかもしれませんので、慎重に行いたいですね。
転職活動でまず行うこと
基本的な行動としては、
★一般の就職支援サイトに登録する
★職業安定所(ハローワーク)に登録する
どちらかでもいいですし、どちらも登録しても大丈夫です。
※転職エージェントなどを利用する場合、急にスケジュールが詰まることが多いので、ご自身のペースを考えながらご利用ください。
就職を斡旋してくれる窓口ができたら、まずどんな仕事に就きたいとかどんな会社に転職したいなどのヒアリングを受けることになると思います。
それから、応募書類の作成や面接対策に入っていく流れです。
うつ病をオープンにして働きたい場合、例えば障がい者雇用枠で応募することも可能です。
障がい者雇用専門のサイトやハローワークの窓口がありますのでチェックしてみてください。
自分の体調と相談して、一歩ずつ焦らずに
転職しても病気になる前の無理な状態を作ると【再発】の可能性が高まってしまいます。
まずは体調を第一に考え、【今の自分】で出来ることを探すことがいいと思います。
そして無理なく社会復帰することが望ましいです。
いかがでしたでしょうか。
休職してからの転職活動は可能ですが、在籍中にするのか、退職後行うのかはじっくり考えてみてください。
また、これは私の経験に基づいた内容も記述していますので、別の手段があれば追記したいと思います。
ご自身の選択により、人生をより豊かにする生活を送れることを願っています。
うつ病から社会復帰するためには
皆さんこんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころ(@kokoro_living)です。
今回は、うつ病闘病をして、社会復帰するために私が行ったことを中心に書いていきます。
実際に管理人が実践していることが殆どです!
その経験を経て、【転職】まで漕ぎつけることが出来ました。
うつ病から社会復帰するまで
うつ病を治すためにしたこと
社会復帰をするためには、うつ病を良くしていかなければ難しいと感じます。
うつ病には「完治」という表現は用いません。
「寛解(かんかい)」という言葉を使います。
寛解
一方、医学的には寛解(かんかい、英: Remission)という語を用いる場合がある。これは永続的であるか一時的であるかを問わず、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指す。すなわち、一般的な意味で完治せずとも、臨床的に「問題ない程度」にまで状態がよくなる、あるいはその状態が続けば寛解したと見なす[1]。※ウィキペディア参照
上記の通り、うつ病は完全治癒しにくい病気です。
私は「治りにくい病気」になったことに向き合えず一向に良くなる兆しが見えない時期がありました。
うつ病により休職し、会社に迷惑をかけ、自分のキャリアにも傷をつけた。
という自責の念が毎日のように襲ってきました。
こういった自分を責める気持ちを手放すことこそ、うつ病寛解への最初のステップのように思えます。
専門医による正しい治療をする
当たり前のことになってしまいますが、メンタル不全は自分だけでどうにかしようとしても良くなりません。
精神科・心療内科・メンタルクリニックなどの専門医に正しい診断・治療をしてもらうことが第一です。
まずは、投薬や精神療法で治療をしていくことになります。
中には、医師の言っていることが不振に思えたり、なかなか回復せずに不安になることもあるかもしれません。
その際は、転院するなども視野に入れ、相性のいい医師に診てもらうことが大切です。
また臨床心理士、心理カウンセラーによるカウンセリングを受けるという方法もあります。
医師とは違い、長い時間をかけて自分の心理の奥深いところまで細かく分析して、アドバイスをくれます。
※中にはカウンセラーのように診療してくれる医師もいます。
私個人の話になってしまいますが、うつ病発症前を辿ると様々な身体的不調が出ていました。
私は【仕事をしていれば誰にでもある不調】だろうと軽く見て悪化させてしまいました。
そのシグナルを早めに掴み早期治療を行えば回復も早くなります。
うつ病の初期症状については以下の記事をご参考ください。
規則正しい生活をする
うつ病の一般的な症状として「朝起きられない」というものがあります。
お昼頃に起床し、食事の時間もバラバラ、夜遅くに寝る生活を繰り返していると生活リズムが狂い、体調にも影響します。
朝早く起きることが難しければ、1日30分ずつ早く起きるなど段階づけて正して行けばOKです。
実践してみて、予定の時間に起きられなくても、ご自身を責めることはしないでください。
少しずつ、少しずつ、自分のペースを掴みながら前進していけば大丈夫です。
朝起きられるようになったら、日光を浴びることがうつ病には効果的とされていますので朝日にあたるといいです。
日光を浴びると【セロトニン】の分泌が増えると言われています。
また、太陽には大きなエネルギーがあり、気分が前向きになり心を癒したりしてくれます。
適度な運動をする
皆さんは運動をして後悔したことはありますか?
怪我をした、どこかを痛めた…などでしょうか。
特段理由がない限り、運動をして嫌な気持ちになった方はいないのではないでしょうか。
日々の適度な運動は健康な体を作るためには必要不可欠です。
メンタル不全の場合、運動は治療の一環として行われることが多いです。
・血流の改善
・不眠の改善
・筋肉量を増やし代謝を促す
・ストレス発散になる
などなど効果は未知数!
気分が悪いとき、なかなか外に出て運動するのが億劫という方は室内でストレッチから始めてみてください。
血流が良くなると、脳に酸素が行き渡り活性化され、思考力・記憶力が高まります。
思考が冴えてくるとやる気も戻ってきますし、気持ちもポジティブになってきます。
まさに良いことずくめ!
社会復帰するための施設を利用する
これは手段の一つとして考えて頂ければと思いますが、世の中には社会復帰を支援する団体が沢山あります。
無料で利用できる施設も沢山ありますので、自分の力だけの社会復帰が不安な方は利用をおすすめします。
・リワークプログラム
社会復帰に向けたリハビリを行える施設で様々なプログラムを行い、社会復帰までの支援をしてくれます。
・地域若者サポートステーション
働くことに悩みを抱えている若者に対して、キャリアコンサルタントが相談や訓練をしてくれます。
因みに、私は若者サポートステーションを利用しています。
キャリアコンサルタントの方も熱心に私自身のこと、家庭環境、職業適性を見てくれました。
社会復帰をすると同時に卒業するパターンが多いようですが、まだ不安が残っている場合には引き続き相談に乗ってもらえます。
自分の体調と相談して、一歩ずつ焦らずに
体調が良くなってくると、つい、病気ということを忘れ、無理をしてしまう人が多いです。
私もそうでした。
気分も良く、意欲的になり、
「私、転職できる!」
と自信が湧いてきました。
実際に勢いに任せて転職活動を行い、やりたい職種に沿った会社から内定を貰い、将来の希望を抱きながら転職しました。
しかし、困難なことが沢山あり苦労しました。
転職の詳しい内容については後ほど記事にしたいと思います。
調子が良くなりなんでもできると思い込み、自分の【本当の状態】を見ずに行動してしまうことは怖いことです。
元に戻ろうとする必要はありません。
その元の自分で居続けた結果、病気になってしまったのですから。
焦りが一番禁物です
今、やれることを少しずつやっていき、やれることを増やしていけばいいのです。
このような過程で、うつ病を克服していく道筋を作ることができます。
休職をしている人なら、まずは病気を治すことに専念して、それから復職か転職かを判断しましょう。
退職している人なら、【失業保険】を貰いながら治療することが出来ると思います。
失業保険が切れてしまって経済的に厳しい状況なら、まずはアルバイトから無理のない範囲で社会復帰を目指すことも出来ます。
どうしても働けない状態にある場合、【障害年金】や【生活保護】を受けるという手段もあります。
時には家族に支えてもらうことも必要なことかと思います。
うつ病は【無理】や【焦り】で再発してしまう可能性が大きくなります。
それってうつ病かも?-うつ病の初期症状とは
皆さんこんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころです。
今回は、うつ病の初期症状やうつ病のサインについてお伝えしていきます。
実際に管理人が経験した症状を具体的に書いていきますので、ご自身のセルフチェックなどに役立ててみてください♪
うつ病の初期症状
その症状もしかしたらうつ病かも?
自律神経失調症
一般的なうつ病の初期症状として、【自律神経失調症】が挙げられます。
どのような症状かといいますと、
・倦怠感
・熱っぽさ、ほてり
・不眠、過眠
・食欲減退
・めまい、立ち眩み
・目の疲れ(眼精疲労)
・手足の痺れ、冷え
・耳鳴り
・動悸、息切れ
・肩こり、首こり(痛み)
・便秘、下痢
・月経不順
などがあります。
こんなに身体的症状が多数発生する【 自律神経 】って何?と思われる方もいらっしゃると思います。
■自律神経とは・・・
自律神経系(じりつしんけいけい、英: Autonomic nervous system)は、末梢神経系のうち植物性機能を担う神経系であり、動物性機能を担う体性神経系に対比される。自律神経系は内臓諸臓器の機能を調節する遠心性機序と内臓からの情報を中枢神経系に伝える求心性の機序という2つの系からなる。
交感神経系と副交感神経系の2つの神経系で構成されている。 また、腸管を支配する神経系として壁内腸神経系と呼ばれる神経系もある。発生学的には脳よりも早い。また、壁内腸神経系は第2の脳とも言われている。
※ウィキペディア参照
言葉が難しい・・・('Д';;;;)
簡単に捉えますと自律神経とは心身を正常に循環させるためのものです。
心身の健康が侵害されると自律神経に作用し、全身に不調が現れるようになります。
精神的ストレスから影響されやすいので、女性の場合は月経不順などに陥りやすいのです。
管理人はうつ病診断前、上記に書いた症状すべてが出ていました。
※すべての症状が一遍に出るのではなく、時差はあります。
精神的症状
うつ病を疑う症状として、精神的な不調もあります。
・落ち込み
・不安感
・異常にイライラする
・恐怖心(脅迫観念)
・やる気が起きない
・集中力が低下する
このような症状が一定で続いている場合、もしくは悪化してきている場合は注意が必要です。
管理人の場合は、『身体的不調』→『精神的不調』に移り変わりました。
-!-管理人のうつ病発症の経緯については以下の記事をご参考ください。
うつ病の症状が悪化してくると、日常生活や仕事がままならなくなってきます。
うつ病は初期段階で治療するといい
上記の症状を見て、うつ病かもしれないと疑いがある方は、現在進行形で何らかの大きなストレスを抱えていると思われます。
まだ身体的不調で留まっている場合は、すぐに体に与えているストレスの原因を突き止め、排除することをおすすめします。
仕事がストレスという方が多くいるかと思います。
管理人も仕事が発症の原因となりました。
仕事が原因の場合、現状を今すぐに変えることは難しいかもしれません。
しかし、なにもしないまま心身をストレスに晒し続けた結果私は以下のようになりました。
我慢して仕事をする
↓
症状悪化→集中力がなくなる
↓
仕事のパフォーマンスが落ちる
↓
納期に遅れる
↓
周囲に迷惑をかける
↓
自分はできない人間だと自分を責める
↓
症状悪化
↓
負のスパイラル
このような結果にならないためにも、症状が軽い内に治療をすれば自分にも周囲にとっても負担が少なく済みます。
例えば、仕事内容や人間関係が原因であれば部署移動をする、現場を移動するなど自分を守る為の行動をしてみてください。
診断が降りれば、【休職】して心身を休める選択もあります。
-!-休職については以下の記事をご参考ください。
うつ病に似ている病気
・パニック障害
・双極性障害
・統合失調症
・適応障害
・認知症
・甲状腺異常
・更年期障害
などがあります。
具体的な症状は、自律神経失調症で挙げたものと似ています。
更年期障害はホルモンバランスが崩れて不調になっているのに対し、認知症はうつ病でもみられる症状がありますが脳の機能障害になりますので専門の治療を受ける必要があります。
素人判断で病気を決め付けず、心療内科や精神科、脳神経外科で適切な診察を受けましょう。
うつ病の初期症状についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?今後もこのストレス社会を過ごされていく上で知識の一つとして頂ければ幸いです。
ご自身・ご家族に症状が似ている方がいらっしゃる場合は、大事を取って診療に行くことをおすすめします。
不安な気持ちを消すために効果的なこと
皆さんこんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころです♪
今回は、「不安」という感情はなんなのか、また不安を消す・あるいは忘れされてくれる効果的な方法をご紹介します。
これは私の体験記ですので、100%効果が出るとは限りませんが簡単なので試してみる価値はありだと思います☆
不安とは?不安を回避するには?
不安の正体と危険性
なぜ「不安」になるのか?
そもそも私たちはなぜ「不安」という感情がわくのでしょうか。
「不安」というものはネガティブな感情です。
「将来が不安」
「試してみたいけど失敗するかもという不安」
「もしかしたら○○かもしれない不安」
「ただ漠然と不安」
様々なシーンで不安の要素は違うと思います。
不安はネガティブな思考ですが、生きるために必要な感情です。
例えば、登山をして日没までに下山しなければならない。
という常識は、凍死や遭難の危険、動物に襲われる危険など…
リスク回避
のためにあります。
リスクを考える根底には、不安という感情があります。
なので、この感情が「悪」だと思わなくていいということです。
生きている人なら誰でも多少の不安を感じながら生活しています。
心身ともに健康な人は不安な気持ちが生まれたとしても、ある程度それを回避できる思考を持っています。
しかし、健康状態が思わしくない時の不安は危険信号の可能性があります。
不安が度を超すとどうなるのか
私が不安という感情に飲み込まれたのは、うつ病発症時期に遡ります。
それまでもネガティブ人間でしたので、毎日が不安の嵐でした。
でも、それまでは「なんとかなるか」と思い込んで乗り越えてこれたのですが…
2017年夏頃、アメリカと北朝鮮の関係が悪くなり、連日のように北朝鮮の弾道ミサイルが日本近海に打たれました。
毎日のように続くマスコミの過剰報道や「国民保護サイレン(Jアラート)」で不安がどんどん募っていきました。
そのことがきっかけで、四六時中「日本がなくなるのでは?」「世界戦争になるのでは?」という不安が心を覆いつくしました。
道端で楽しそうに笑っている家族を見ていると、10年後も幸せに暮らせているのだろうか。
なんて罰当たりな暗いことばかりが頭をよぎり、【終わりのない不安】が昼夜押し寄せました。
すると、数日経過した頃に、体に異常が出始めました。
不眠、動悸や息切れ、焦燥感、聴覚の過剰反応などなど…
不安になりすぎた結果、
心身のバランスが崩れてしまいました。
家族にも「言っていることがおかしい、心配しすぎだ」と言われ、自分自身がおかしくなっていることに気づきました。
私はこの言われようのない不安を取り除くにはどうしたらいいのか調べて考えました。
その時に目にした病名が、
「全般性不安障害」
でした。
全般性不安障害(ぜんぱんせいふあんしょうがい、Generalized Anxiety Disorder, GAD)は、過度で制御できない、多くは理由なき不安のために日常生活に多大な影響を及ぼしている、不安障害の一種[1] である。診断には、症状は最低6か月以上継続しており、かつ社会的・職業的・その他の面で不全を及ぼしている必要がある[2]。
※ウィキペディア参照
自分は心の病気かもしれないな、と思い初めて心療内科の受診を決意しました。
全般性不安障害とは特に診断されませんでしたが、不安障害はあるとのことでした。
-!-上記で書いた内容は私のうつ病診断までの一場面です。
うつ病診断にはそれ以外も精神的不調が重なり、発病しました。
詳しくは以下の記事にまとめましたので読んでみてください!
不安は消す・忘れることができる?
実際に不安の解消はできるのか。
私が実際に試してみて効果を感じた、不安を回避する方法をご紹介します。
不安の解消方法
呼吸法(マインドフルネス)
呼吸を整え、体をリラックスさせる方法です。
心療内科の先生に教えて頂いた手順が以下になります。
①.呼吸の「吸う」「吐く」一連の動作を1として1~10まで数えます。
※この時声に出しても出さなくても良し、とにかく数を数えることに集中します
※呼吸はご自身のペースで行ってください
②.10まで数え終えたら、また1から10まで数え直します。
③.①と②を繰り返します。
これだけの簡単な作業です。
簡単すぎてこんなことで不安を解消できるの?と思われるかもしれませんが、意識を「呼吸」と「数を数えること」に向けることにより不安な気持ちを頭から排除できます。
脳は何か1つに集中すると他のことは出来なくなる仕組みだそうです。
ですから、数えながら他のことを考えていると10まで数えるつもりが12…ということもよくあります。
そんな時は、自分を絶対に責めたりせず、落ち着いてまた1から数え直しましょう。
不安な気持ちに押しつぶされそうになったり、嫌なことを考えてしまっているときに意識的にこの呼吸法を実践します。
回数を重ねると、気持ちのコントロールが出来るようになってきます。
手先を使う細かいことをする
うつ病で休職した時の過ごし方について、記事を書きました。
こちらに紹介した、ナノブロックや大人の塗り絵など手先を使う細かいことに集中すると気が付いたら不安な気持ちが消えていることがあります。
やる気が出ない・焦ってしまってできない、という方はまず前述した呼吸法を実践していき、少し落ち着いたら集中できる何かに助けてもらうという感覚で試してみてください。
医師の処方する薬を正しく服用する
■抗うつ剤
ジプレキサ(オランザピン錠)
※こちらは主に、統合失調症や双極性障害の方用のお薬だそうです。
■睡眠導入剤
ルネスタ錠
これら不安な気持ちを消すために効果的なことの薬には「抗不安作用」もあります。
頓服はこれまで処方されていないので、詳しいことは記述できませんが、これらの薬を飲むと気が付いたら不安が消え楽になっています。
私が発症した時のように、不安が付きまとい夜も眠れない状態になっている方はぜひ医師の診察を受けることをおすすめします。
出来れば薬に頼りたくない。
というお気持ちはとても分かります。私もそうでしたし、今も薬を早く卒業したいです。
ですが、専門家による治療も時に必要な場合があります。
心療内科や精神科というとネガティブなイメージを持たれがちですが、私の担当医は気さくで面白い方です。
メンタル系の病院やクリニックは構えすぎずに気楽に立ち寄ってもいい場所だと私は思っています。
ということで、私の体験から「不安について」書かせていただきました。
今不安に苦しんでいる方に少しでも楽になるお手伝いができたら幸いです(^^♪
【レビュー】kemio著「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」読みました!
こんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころです♪
今回は、kemioくん(くん付けでいいんかな…)の初エッセイ本、
「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」を読んだ感想を書きます~よろみぃ~
本のネタばれは極力避けます、買いたくなるように!
(ステマじゃないの、本当におすすめしたい。)
※ところどころkemioくんへの好きが零れ落ちてるのでご注意ください。
kemio著「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」の感想
kemio(けみお)とはどういう人?
kemio(けみお)(1995年10月16日 - )[1]は、日本の男性歌手・モデル・タレント。身長193cm。
※ウィキペディア参照
Vineという動画アプリで人気となり、今はYouTubeのチャンネル登録者数100万人を超える若者世代のカリスマです。
差し出がましくレビューとか言ってますが、
YouTube見始めたのここ数カ月の話なんです。。。汗
彼の動画を見ていると、ある日曇った心が晴れていることに気づいたんです。
そんな私はうつ病闘病中です。
そんな病気の私に「元気」という一番欲しいものを与えてくれるのです( ;∀;)
本当にすごい力だと思います。
「好きを武器に変えた圧倒的スター」
と本の帯に書いてありましたが、
「彼の好きを貫く生き方」
が今回エッセイとして一冊の本になりました。
「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」を読んで
一言:
kemioさん、ホモサピエンス生き抜いてる
という感じでした…雑に言ってるんじゃないんです(真顔)
どういう感じかといいますと、もちろん読めばわかるのですが、
彼は愛が深い
kemioくんのYouTubeなどをご覧の方はご存知だと思いますが、
彼は自分に軸があって、
誰かと自分を比べたりしないで、
自分を生きることに徹しています。
自分を何よりも愛してあげているのだと思います。
その考え方は誰かに押し付けたりもしないし、
自分がご機嫌になるように自分を上手にコントロールしているイメージ。
自分軸だけど決して誰かを傷つけたり、責めたりしない。
自分自身を愛することで、他の人への愛も深いのではないのかな。
私はそんな生き方が好きで、共感しています。
若い世代の方は、この少し窮屈な世の中で、自由に自分を表現してのびのびと生きている彼に憧れるんじゃないかなと感じます。
あとご本人もおっしゃってましたが、活字が苦手な方でも「水みたいに飲めるような本」に相違ありません笑
自分がわからないという人に読んでほしい
彼は明るいように見えて、陰の部分もあると公言しています。
そんな自分を認めて愛してあげているんです。
私は自分を「ネガティブな人間だなー」と思って生きてきました。
でも、病気になるまでその気持ちをコンプレックスとして抱え、認めませんでした。
「ネガティブな私」が嫌いでした。
そして、その感情と向き合いたくないからただ突き放している感じです。
でも心からその感情はいなくならずに、ストレスとして負荷となり、結果うつ病になりました。(原因は多々あるのですが…)
彼を見ていると、「ネガティブな私」も居たっていいじゃん。
その自分も世界で一人しないない可愛い自分なんだ!と思えるようになってきたんです。
自分を幸せにするのは、
自分しかいない。
誰かが、何かが自分を幸せにしてくれるかも…なんてどこかで思っていたけれど、何かを待ってても、待ってるだけじゃダメなんだ。
自分で掴みにいかないと。
そう思わせてくれました。
「何かにならなきゃ」
「こうでなければいけない」
世間が決めた物差しに縛られて、自分が何者だかわからない感覚に陥ることがあります。
でもそんな劣等感を感じなくていい。
今の形はどうあれ、自分をご機嫌にできて、今幸せならハッピー💛
いつまでも固い殻を破れない私にとって、心が軽くなる考え方でした。
今を迷っている人や悩んで落ち込んでいる人にkemioくんならではの視点で最大限のエールをくれる本です(*^-^*)
私のこんなレビュー恐れ多いのですが、内容が気になった方はぜひお求めになって、kemioワールドに浸ってください!
休職に入ったら何をする?-うつ病の休職中の過ごし方
皆さんこんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころです♪
今回は、【休職中の過ごし方】について管理人の経験を元にお話ししていきます。
※うつ病などの精神的体調不良により休職する方向けの記事です。
休職に入ったら何をする?
休職に入るまでの段取りをご紹介した記事が↓です。
休職したいけど、どうすればいいのか分からないという方はぜひご覧ください。
そして今回は、無事休職まで漕ぎつけた後の過ごし方をアドバイスも交えて書いていこうと思います。
休職に入ったらやるべきこと
「やるべきこと」から少し心を遠ざける
休職に入ったら、やるべきことは正直ありません。
仕事を休んでいるのですから、何かを「やらなきゃ」と思う気持ちは手放してください。
(一人暮らしの方は、家事も一旦ストップして心が落ち着くまで様子をみましょう。)
このお休みは【心身を癒す時間】です。
「何かに追い詰められるような感覚」はうつ病の方にはよく出る症状でもあります。
どうしてもこの強迫観念から逃れられない場合は、担当医に相談してみてください。
そのような気持ちを軽くしてくれる手立てを一緒に考えてくれるはずです。
傷病手当金の申請
やるべきことは極力頭から遠ざける。
とは言っても、休んでいる間は無給になりますので、お金に困らないようにする制度があります。
こちらの手当は、会社で加入している健康保険組合から【給与の2/3】程度を受給できるものです。
同じ病気の場合、最長1年6カ月受給することができます。
詳しい内容は、次回以降記事にしようと思います。
この制度については、会社から説明してくれるところもあれば、ご自身で尋ねてみないと教えてくれない会社もあるようです。
会社員で休職できる環境(会社で休職が認められた場合)であれば、おおむね受給資格はクリアしていると考えていいのではないかと思われます。
※しかし、「待期期間」などの条件がありますので会社とよく連携を取り、手続きを行いましょう。
【傷病手当金申請書】に毎月担当医から必要事項を記入してもらい、会社から健保へ提出します。
これが承認されれば、会社の給与指定口座に手当金が振り込まれます。
私の場合、初月の申請で医師の記入漏れがあり、健保⇔病院のやり取りが増え最初の受給まで2,3カ月かかりました(;^_^A
ですので最初の2,3カ月は問題なく過ごせる程度の貯蓄は確保しておきたいところです。
会社の心配は不要
・あの仕事大丈夫だったかな…
・上司に迷惑をかけてしまったな…
・休んでいることで会社で変な噂が流れていないかな…
この心配、すごーくよく分かります。
私自身、休職して暫くはこういった不安や心配事がなくなりませんでした。
いい意味で受け取って頂きたいのですが、
あなたが居なくても仕事は回ります。
あなたが居なくても会社はあまり困りません。
きつい言葉のように聞こえるかもしれませんね(>_<)
しかし、あなたが居なくなって仕事が回らなければ、会社は潰れてしまいますよね。
それはあなたにとっても、とても困ることだと思います。
会社は1人が欠けても仕事を回せるようにしなければなりません。
もちろん、フリーランスでお仕事されているような個人事業主の場合は体一つの勝負ですからそうはいきませんが、会社という組織に所属していて特殊な立場でない限りは仕事は回ります。
ですので、過度な心配は要りません。
逆で考えてみましょう。
もし、あなたが体調を壊してまで働き続けていたら。
自分自身どんどん疲弊していき、最後は倒れてしまいます。
そして、家族や恋人が心配し、悲しみます。
あなただったら、
・休むことにより、自分も周囲も安心させる
・自分が居なくても回る場所で無理して働き続ける
どちらを天秤にかけますか?
答えはすぐに出なくても、元々お分かりなのではないでしょうか。
仕事には代わりがいても、
プレイべートにあなたの代わりはいません。
このように思えたら、心がスッと楽になるのではないでしょうか。
休職中の過ごし方
やる気がでないときは
通院などの決まった曜日に出かけること以外、基本フリーな時間が仕事をしている時より多くなります。
うつ病のことを私は
【強制やる気退去病】
と名付けました(-_-)/笑
そのくらい、やる気や興味がなくなってしまいます。
休職して、最初のうちは何もやる気がでない方が多いと思います。
でも、それを治していく期間ですから、やる気がでないときは無理に何もやらなくていいのです。
「ああ、こんなことも出来ない自分不甲斐ない」
そんなこと思わなくて大丈夫です。
病気があなたを動けなくしているのです。
出来なかったら、病気のせいにしてください。
ご自身のせいにはしないでください。
今まで、休みなく走り続けてきた脳と体を労わってあげましょう。
やる気が少しでてきたら
安静にしていると段々と気持ちが休まってきて、やる気が回復する時が出てきます。
少しやる気が出てきたな、と感じたら気分の赴くままにやりたいことをやりましょう。
不安や焦りの気持ちを忘れさせてくれるものだと尚いいです。
管理人は、こんなものをして気を紛らわせました↓
手先の細かいことをやると意識を集中させるので、余計なことを考えずに済みました。
どうしても頭に嫌なことが浮かんでくるときにおすすめです!
生活リズムを整える
うつ病の場合、朝起きれずに昼頃まで寝てしまい、夜寝付けないという生活リズムが狂うこともしばしば。
そんな時は無理のない程度に、少しずつ朝起きる時間を早めてリズムを元に戻す訓練をしてみてください。
日中は散歩に行き、太陽光を浴びると【セロトニン】が多く分泌され気持ちが晴れやかになります。
運動は新陳代謝を上げ、ホルモンのバランスも整えてくれます。急な激しい運動は避け、まずは軽いストレッチから初めてみてください!
体の調子が整うと心も後に続いて元気になります。
自分自身の状態を受け入れる
うつ病には急性期→休息期→回復期のように治療段階があります。
個人差はありますが、適切な生活環境・治療環境が整っていれば絶対に回復していきます。
病気になってしまったことを受け入れるのに、時間はかかりますが、そんな自分も自分自身だと受け入れることが治療の第一歩です。
私はかれこれ、病気を付き合って2年弱になります。
前の会社で休職は9カ月しましたが、何もしていないことが【暇】と感じてきたら回復しているサインです!
やる気がないのに暇というのは矛盾していて激しく疲れますが、それをじっと乗り越えれば必ず良くなる日が訪れますよ(^^)
休職するために必要なこと-休職前の準備
皆さんこんにちは!
こころのありのままライフ管理人のこころです♪
今回は私が新卒から3年間就業した会社にて【うつ病で9カ月間の休職】をした経験に基づいて、これから休職したい・するという方のために休職前の準備についてお話ししていきます。
休職したいと思ったときにすること
休職を決めた理由
私は新卒3年目の夏に【うつ病】と診断されました。
その時の様子は以下の記事に書きましたので、興味のある方はぜひ見てみてください。
うつ病と診断されても、そのまま投薬やカウンセリングなどで治療を受けながら働かれている方は沢山いらっしゃいます。
私がなぜ、休職に至ったのかといいますと、
もう休まなきゃいけない体なんだ…
と実感したからです。
うつ病の症状がピークに達した時は、朝起きれなくなることは勿論のこと、【パニック障害】を併発してしまい電車などの閉鎖空間でパニックになったり、死にたいと思ってもいないのに駅のホームで電車に吸い寄せられるような現象が体に起こりました。
※症状には個人差があります。
「自分は病気なんかじゃない」「自分はまだやれる」などという過信が更に症状を重くしていきました。
結果的にこの病気に殺されると【 死 】を意識したのです。
日常生活でさえも限界を感じ、ひとまず「会社を休む」という選択をしました。
どうやって休職するの?
休職といっても、「私は明日から休職します!」と宣言しただけで済むものではありません。
普通の企業(相当なブラック企業でない限り)は、上司に休職の意向を知らせるとそれに必要な段取りを教えてくれると思います。
まずは、上司や管轄の上長にご自身の現状をありのままに話してみてください。
その状態を加味して会社が今後のあなたへの対応を決めます。
!ここで注意点!ーーーーー
休職をするためには会社の就業規則によって違いがありますので、ご自身で確認するか上司に相談しましょう。
一般的に休職をするためには、数カ月~1年以上の勤務実績が必要です。
私の会社の場合、就業実績が1年以上10年未満で半年間の休職が認められました。
勤務実績が短い場合や正社員ではない場合などは休職扱いにならない可能性もありますのでご注意ください。
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会社から「休職しましょう」との返答がありましたら、その後のスケジュールが決まってきます。
私に関しては、すでにうつ病の状態が重かったために会社も事態を重く受け止めたようで「明日から休んでください」と言われました。
職場によっては、仕事後任の方への引継ぎが必要であったり、その他会社の規定により無理のない範囲で休職開始日まで勤務される方もいらっしゃるかと思います。
(しかし、上司に相談している時点で【無理】している場合は遠慮なく「もう通勤できません」と言いましょう!)
休職するのに必要なもの
休職するにあたって会社から提出を要求されるものがあります。
会社によってもやり方が違いますので、こちらは会社側によく確認してください。
一般的に必要なものを記載しておきます。
医師の診断書
かかっている病院に「休職するための診断書を書いてください」といえば書いてもらえます。
診断書にもお金がかかります。
相場は大体3000~5000円くらいが多いです。
傷病手当金に関する書類
【傷病手当】に関する詳しいことはブログに更新していきますが、
「休職中は無給になるので社員の生活困窮を防ぐため」に会社から案内される手当です。
医師の証明があれば、あなたの給与額の2/3程度を【加入中の健康保険組合】から毎月給付される制度です。
※前にご相談を受けたときに「会社から傷病手当について案内がなかった」という方がいらっしゃったので、こちらも企業ごとに手当の受け止め方が違うことをご承知ください。
案内がない場合は、ご自身で会社に確認してみましょう。
またこちらの制度は健康保険組合によって加入条件などの規定がありますので、ご自身の会社で加入している健康保険組合に問い合わせるか会社でそれについて詳しい人に尋ねましょう。
そして、休職期間へ…
会社へ必要な書類を提出し、休職の認定が降りたら休職期間に入ります。
この期間は、あなたの【心身を休ませ、回復したら会社に復職するための期間】となります。
この期間は、ただ回復することを目的に過ごしてみてください。
私の場合、休職してしばらくは「会社に悪いことをしている」と自責の念に駆られてしっかりと休むことができませんでした。
上司は優しい方で「会社や仕事のことは忘れて、とにかくゆっくり休んでほしい」と言ってくれました。
でも、その優しい言葉さえも心が疲弊しきっている私には苦しかったです。
この苦しさは当分続きましたが、次第に現実を受け入れて心が軽くなっていきました。
休職に入り、過ごし方が分からない方は↓の記事を読んでみてください!
このような流れで休職開始まで過ごしました。
企業によって対応が違ってきて、すんなりと休職に漕ぎつけなかったりする場合もあるかもしれません。
状況によっては焦って【転職】した方がいいのではないか、と考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、休職したいということは「日々の業務がままならない状態」ということですから、まずは心身の休息をとること、回復に努めることを第一に考えることが大切です。